朝の読書

 ○心君がこの日記欄を見てくれているようで、「日記の更新はしないの?」と聞かれた。休みをはさんで、二日間書かなかったので、今日からまた始めよう。
 今日は朝の読書の様子を見に行ったが、テストも終わってほっと一息、だーれも本を読んでいない。みんなそれぞれ好きなもの同士集まって楽しく何かをやっている。私が来たのには何人かが気づいたが、それでも本を出す生徒はいない。そこで教卓でわざと本をドンと音がするほどおいて開き、読み出すと、さすがに気がついた。様子を観察していると、すぐに自分がいつも読んでいる本を出す子供、いつも決まった本がないので、学級文庫に走り出す子供、学級文庫に走り出す生徒はなかなかどの本を読もうか決まらない。そうこうしているうちに、ようやく選び終わって、自分の席で読み始めた。やっと読書の時間開始。時間はすでに8時20分を過ぎている。
 教室で副担といっしょに読書、静かに落ち着いた時が、過ぎる。子供たちも朝の短い時間集中して読むのはすばらしい!
 朝の読書が終わって、SHR。今、私が読んでいる本の紹介をした。「本当の学力は作文で劇的に伸びる」という本。読んで見るとなるほどと思うところが多々ある。
 子供たちには、本を読むことの大切さを話す。しかし、朝の読書が整然と実施できないのは非常に残念だ。システムの問題がある。本を好きな生徒を少しでも増やすために、よりよく変えたい。